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2018.03.13

【犯人は抑制?】感覚過敏、不安、衝動、不注意の共通点とは

 自閉症なら感覚過敏、人見知りが目立つことがあります。一方で、ADHDであれば衝動的な行動、注意の集中困難などが目立つことがあります。これらは実はある共通した脳機能が低下していることが原因です。それが「抑制機能」です。  それぞれ見て行きましょう。  

感覚過敏の抑制

 皮膚が敏感であったり、光や音の刺激に敏感であることが自閉症の子供に見られる特徴の一つであったりします。 これを改善する方法はいくつかありますが、その一つが抑制機能を鍛えることです。なぜ抑制機能が関係しているのかと言うと、感覚の暴走の抑制ができるようになるためです。 感覚過敏というのは、わかりやすく言えば神経の暴走で1の刺激に対して10に感じてしまうということです。 つまり、軽く手を置いたつもりでもその感覚が倍増されて非常に痛く感じるわけですね。この感覚の暴走を抑制し、正常になレベルにまで神経の信号のやりとりを行うことができれば良いということです。  

人見知り(不安の抑制) 

 人見知りも子供によってはずっと続くことがあります。何度同じ人に会っても不安が強くなかなか近づけない。これは一体何が原因でしょうか?これも抑制が関係しています。人間の脳は、不安の抑制ができるようになっています。しかし、その抑制機能が低下していると、不安の慣れというのは来ないのでずっと心が落ち着かないわけです。  

衝動の抑制

 衝動というのは、例えば目の前にハンマーがあったらそれを思わず拾って振り下ろしたくなる、 先生が質問を言い終える前に指されてもいないのに思わず答えてしまう、水たまりがあったらそこに飛び込みたくなるなどです。とにかく、思いついたことは脳内で点検する前に早速行動に移してしまいます。  これは、思いついたことを行動に移す前に一旦ストップして、それが問題ないかどうかを点検することができないために起こります。  

不注意

 不注意とは、例えば目の前の課題に集中していたのに目の前に虫が飛んできて、そちらに注意を持って行かれたとします。そのまま空想世界に飛んでいってしまうと、課題はストップしてしまうわけですね。これには実は二つのトラップが存在します。  一つは当然ですが、虫が飛んできたことです。課題に注意を向け続けることより虫に注意が向いてしまうのを抑制できませんでした。次のトラップは、勝手に浮かんでくる空想や妄想です。これも自動的な抑制機能が必要で、それが十分に機能してないと脳のなすがままに空想が浮かんでしまいます。  

まとめ

・感覚暴走の抑制 ・不安の抑制 ・反応抑制(衝動の抑制) ・視覚的なノイズの抑制(虫など) ・空想の抑制   抑制機能が低いだけで少なくともこれだけの症状に悩む可能性がある。前頭前野を鍛えて抑制機能とワーキングメモリを鍛えよう!
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